定期刊行誌 「MakingIt Industry for Development N.25」
定期刊行誌 「MakingIt Industry for Development N.25」
2030アジェンダにおいて産業化は、最も直接的には持続可能な開発目標(SDGs)の目標9の達成に寄与するものと思われています。しかし、産業化から生じる相乗効果は経済社会発展のあらゆる分野に影響を与え、SDGsの全ての目標の達成に貢献するでしょう。
また、目標17のパートナーシップという概念は、SDGsの全ての目標達成の中心に置かれるものであり、包摂的かつ持続可能な産業開発(ISID)達成のための核でもあります。パートナーシップ無しには貿易の能力開発、技術移転、開発金融、官民連携といったISIDの取り組みは成り立たないのです。
実際に、SDGsの実行にはパートナーシップが必要であり、それには当事国政府の強力な主体性と、包摂的かつ持続可能な成長政策、官民投資、社会的目標の連携が伴っていなければなりません。このコンビネーションがあるからこそ、国際社会が2030アジェンダに向けた各国の取組みに力強い支援を届けることが可能となるのです。
【特集】
- 低炭素経済:実現可能な技術と経済的な魅力-気候変動への共同事業とSiemens社の貢献(Jenny Bofinger –Schuster)
- ペルーにおける現代的、競争的かつ包摂的な産業振興-UNIDOの新支援パッケージ「カントリー・パートナーシップ・プログラム(PCP)」をペルーで導入。Petra Schwager が語る。
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