UNIDO東京事務所は、一般財団法人中東協力センター (JCCME)、イズミール開発公社 (IZKA)との共催で、トルコのビジネス環境の紹介を目的として10月13日から21日の日程でトルコへのビジネスミッションの派遣を行いました。
今回のビジネスミッションはイズミール開発公社による日本での継続したプロモーション活動のフォローアップとして行われ、日本企業10社が参加しました。ミッション団はイスタンブール、イズミール、マニサの3都市を訪れ、トルコ企業とのB2B面談や現地機関からのブリーフィング、工場訪問等が行われました。
ミッションはトルコ共和国大使館、エーゲ海フリーゾーン(ESBAS)、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)、独立行政法人国際協力機構(JICA)の後援により実施されました。
ミッション中は2回のB2B面談イベントで約110の面談が実施され、17の企業や団体への個別訪問が実施されました。トルコで既にビジネスを開始されている日本企業数社への訪問も行われ、現地の日本企業からはトルコのビジネス環境についてポジティブな意見が聞かれました。
トルコは8千万人の人口と地理的な優位性を兼ね備えた魅力的なマーケットとして注目されています。日本企業のトルコへの進出数は約200社と、今後増加が見込まれています。現在トルコと日本の間では経済連携協定(EPA)の交渉が実施されており、協定締結後は二国間のビジネス協力がさらに加速することが予想されています。