UNIDOは10月7日(木)に、UNIDO-ICEF共催イベント「世界のカーボンニュートラルを目指して~開発途上国・新興国との連携」を開催します。
世界のリーダーが一堂に会して技術イノベーションによる気候変動対策を協議することを目的として、日本国・経済産業省及びNEDOは、2014年以降Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)を毎年東京で開催しています。UNIDOはICEFの後援機関となっています。
本年2021年に開催される第8回ICEF年次総会(10月6~7日)のテーマが、Pathways to Carbon Neutrality by 2050: Accelerating the pace of global decarbonizationとカーボンニュートラルを扱うことから、今回、UNIDO-ICEF共催イベントという形で10月7日にサイドイベントを開催することとなりました。
EU、日本、米国をはじめとする多くの国が「2050年カーボンニュートラル」の実現を目指して具体策を講じつつある中、昨年、中国も2060年のカーボンニュートラル達成を明言しました。現在、開発途上国がその大部分であるパリ協定の「非附属書I国」からのCO2排出量は、世界全体の60%にも及んでおり、全地球レベルでのカーボンニュートラル達成には、これら開発途上国における対策が不可欠となっています。一方で、これらの国々には、エネルギーへのアクセスが困難な人も大勢おり、SDGsの達成にはその改善も急務となっています。
UNIDO-ICEF共催イベントでは、先進国及び開発途上国の政府・産業界・学術界等の関係者が一堂に会して、この問題を共有し解決への方向性について建設的な議論を行っていきます。
概要
日 時: 2021年10月7日(木)15:00~17:00(日本時間)
形 式: オンライン(※以下、ICEF公式サイトより参加登録ください)
主 催: UNIDO、ICEF
参加費: 無料
言 語: 英語(※視聴者は日英同時通訳を聴くことができます)
お申込: セミナー視聴には事前登録が必要です。こちらからお申し込み下さい。
※ICEF公式サイトより参加登録頂くことで、UNIDO-ICEF共催イベントを含め、全てのオンラインセッションが視聴できます。
プログラム(予定、敬称略)
来賓挨拶
経済産業省産業技術環境局 産業技術環境政策統括調整官 岸本 道弘
基調講演
前・国連大学上級副学長/東京大学生産技術研究所教授 沖 大幹
パネルディスカッション
モデレーター:
UNIDO東京投資・技術移転促進事務所 所長 安永 裕幸
パネリスト:
南アフリカ/ICEF運営委員(元南アフリカ共和国環境大臣) バリー・ムーサ
中国/中国・米国グリーンファンド会長 シュウ・リン
ドイツ/ドイツ産業連盟理事 ウォルフガング・ニーダーマルク
モロッコ/モロッコ王国持続可能エネルギー庁(MASEN)R&D産業統合部長 ヒッシャム・ブーゼクリ
国際機関/気候技術センター・ネットワーク(CTCN)アジア大洋州部長 クララ・ランデイロ
日本/産業技術総合研究所ゼロエミッション国際共同研究センター長 吉野 彰
閉会挨拶
UNIDO事務次長 国吉 浩
※プログラムは変更の可能性がございます。ご了承下さい。
お問い合わせ
UNIDO東京事務所(担当:村上)
E-mail: itpo.tokyo@unido.org