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イベントレポート:開発金融機関をパートナーにアフリカの開発を考える(第6回 ボツワナ開発公社(BDC))

イベントレポート:開発金融機関をパートナーにアフリカの開発を考える(第6回 ボツワナ開発公社(BDC))

UNIDO東京事務所は、2021729日(木)、アフリカ開発協会(AFRECO主催のオンラインセミナー「開発金融機関をパートナーにアフリカの開発を考える(第6回 ボツワナ開発公社(BDC))」を後援しました。

ボツワナ開発公社(BDC)1970年に設立された100%政府出資の開発金融機関で、工業、商業、農業等の幅広い分野にて融資を行っています。

ボイットシュワレロ・レバン・ゲッツェ企業・戦略部長は、ボツワナ開発公社の取り組みに触れ、国内外の企業に対する支援を通じて持続的で収益性のある事業発展へ貢献していると述べました。また、コロナ禍の影響や同国が掲げるVision 2036目標にも触れ、輸出指向型の製造業の加速による長期的発展の支援強化、海外企業・機関との連携と民間投資によって、ボツワナをグローバル経済へ巻き込んでいきたいとしました。

オテング・キアベッツェ投資専門官は、コロナ禍におけるボツワナ開発公社の支援策として、同国内の企業に対して、3億ボツワナプラ(約30億円)の資金拠出をしていることに加え、今後1年間で15億ボツワナプラ(約150億円)を、食料保障やエネルギー分野など、ボツワナの経済発展を加速させる分野を中心に投資していくことを紹介しました。同氏は、コロナ禍で浮き彫りになった、アフリカや同国のサプライチェーン安定性の課題に対して、近隣諸国と連携を取りながら解決していきたいと述べました。

質疑応答では、日本企業が得られるボツワナ開発公社からの支援が紹介され、レバン・ゲッツェ氏及びキアベッツェ氏から、企業の事業モデルや投資分野・技術などに応じたテーラーメイドの支援が可能なこと、プロジェクト準備段階にはフィージビリティ・スタディへの支援が可能なこと、そして、同社が持つ現地政府・機関・企業との幅広いネットワークから最適な現地パートナーの選定支援ができることが強調されました。

概 要

日 時: 2021年7月29日(木) 15:30~17:00 ※オンラインライブ配信
主 催: アフリカ開発協会(AFRECO)
共 催: ボツワナ開発公社(BDC)
後 援: 国際連合工業開発機関(UNIDO) 、日本貿易振興機構(JETRO) 、国際協力機構(JICA)、株式会社日本貿易保険(NEXI)、株式会社国際協力銀行(JBIC)
言 語: 英語

プログラム(敬称略)

Time Agenda
 15:30 – 15:35 A brief introduction of BDC by AFRECO
 15:35 – 15:45 General and Brief Explanation about BDC
 15:45 – 16:00 Brief presentation of previous projects/programs that BDC financed
 16:00 – 16:05 Policies and institutions for COVID-19 of the Republic of Botswana
 16:05 – 16:20 Projects/Programmes BDC is planning to implement during the COVID-19 crises and what partnerships should be promoted together with Japan
 16:20 – 16:35 Projects/Programmes BDC is planning to implement after the COVID-19 crises and what partnerships should be promoted together with Japan
 16:35 – 17:00 Questions and Answers session

お問い合わせ

アフリカ開発協会 事務局
Tel: 03-3511-8911
E-mail: info@afreco.jp

 

  • (登壇資料抜粋)Botswana Development Cooperation

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