UNIDO東京事務所は、2018年11月26日(月)から30日(金)まで、モロッコのカサブランカに位置する航空産業フリーゾーンMidparcより、モハメド・アレフ・ハッサーニ局長を招へいします。
Midparcはカサブランカ空港に隣接する航空産業フリーゾーンです。カサブランカは同国最大の都市であり、商業・金融の中心地として機能しています。モロッコ政府によると、2016年にボーイング社との間で、下請け企業120社によるボーイング・エコシステムを形成し、年間10億米ドルの部品を同国から調達するとした協定が調印され、近年、モロッコ航空産業への注目が高まっています。カナダ・ボンバルディア社の航空機部品組み立て工場や、Eaton社、Alcoa社など航空産業関連企業によるMidparcへの拠点開設が進んでおり、今年7月には仏エアバス社の航空産業用物流拠点および塗装工場の開業式も行われました。
ハッサーニ氏は、モロッコ投資庁、タンジェ地中海特別庁(TMSA)を経て2011年にタンジェフリーゾーン(TFZ)局長に就任し、2013年からはMidparcの責任者として、航空産業企業へのプロモーションを行っています。また、1997年にUNIDO東京事務所の投資促進プログラムで初めて来日してから20年余にわたり、日本企業へのプロモーション活動にも注力してます。
今回の来日では、国際航空宇宙展2018(於:東京ビッグサイト)の視察に加え、航空部門を有する日本企業及び関連機関を個別に訪問し、最新のモロッコ航空産業のビジネス機会や動向をご紹介します。また、11月29日(木)に東京にて開催する「モロッコ航空産業セミナー」で講演します。
ハッサーニ氏との個別面談をご希望の方は、具体的な関心事項を明記の上、下記担当者までメールにてご連絡ください。なお、日程の制約等により、ご希望に添えない場合もございますので、予めご了承下さい。
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