STePP産業職業訓練プログラム
日本が誇るサステナブルな技術をアジアとアフリカへ
UNIDO東京事務所は日本政府(経済産業省)の資金提供を受け、「日本からの技術移転を通じたアジア・アフリカにおける産業職業訓練プログラム」を開始いたしました。本プログラムを通して、アフリカの現地エンジニアや技術者らを対象とし、持続可能な開発につながる日本企業の技術を学んでもらい、その知見や技術を自国で普及させることを目的としています。本プログラムはアジアとアフリカの8カ国を対象とし、当該国の産業人材を育成します。
当事務所が本プログラムで採択した企業は、当事務所の「サステナブル技術普及プラットフォーム(STePP)」に技術を登録している企業の中から選定されました。
スケジュール
プロジェクト期間は2023年5月〜2025年3月を予定しており、大きく2つのフェーズから成ります。
- フェーズ1では途上国から指導員を招いて、各企業が日本で研修を実施。
- フェーズ2では、指導員たちが帰国後、日本で習得した技術を自国のエンジニアや技術者などに共有します。
- また、一部の案件では、技術移転による実証を行います。
本プロジェクトにおける対象国・技術・企業名一覧
対象国 | 移転する技術 | 企業名 |
インド | フイルム農法による持続可能な農業 | メビオール |
ウガンダ | 環境配慮型使用済自動車リサイクル | 会宝産業 |
エチオピア | 女性用吸水ショーツの縫製 | 伊藤忠商事・Be-A Japan |
ガーナ | 土壌硬化剤STEINを用いた舗装技術 | SPEC |
ケニア | 環境配慮型使用済自動車リサイクル | 会宝産業 |
マダガスカル | もみ殻固形燃料製造技術 | トロムソ |
南アフリカ | 持続可能な配水を可能にするポンプ | 荏原製作所 |
モロッコ | 廃棄物焼却処理技術 | 中和機工 |
モロッコ |
微細気泡発生装置を使用した分散型廃水処理システム |
日之出産業 |
➡下記の国別ページよりプロジェクトの詳細をご確認ください。
インド | ウガンダ | エチオピア | ガーナ |
ケニア | マダガスカル | 南アフリカ | モロッコ |
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